1年前に書いて下書きにしたままになっていたのを見つけたのでそのまま載せます。
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最近のニュースで、はしかの患者が都内で相次いで見つかったとか。
すでにはしかってニュースになる程レアな病気だったのですね。
そのほとんどが海外から持ち込まれるそうですね。一時期は日本は麻疹の輸出国なんて言われていたような気がします。
私も子供が1歳の時はしかにかかりました。ちょっと記憶を辿ってみました。
家族で出かけた日の夕方、息子が発熱しました。風邪かな?なんか少し発疹もあるような気がするな、と思っていたら夜から私も発熱しました。
息子は普通1歳くらいまでにかかると言われている突発性発疹をやっていなかったのでそれかなと思い次の日小児科へ連れて行きました。
その時私も熱があったと記憶しているので一緒に見てもらったような気がします。
どんな診断だったのかよく覚えていないのですが、その後子供はすぐ熱も下がり元気になったのですよね。
反して私は40度くらい熱が上がり、寝ていても苦しく何もできず、子供の世話などできるわけもなく近くに住む母に来てもらいました。
あまりに苦しくて母が小児科に電話をしたら今すぐ連れてきてくださいと言われたそうで近くではありましたがタクシーで向かいました。
(今考えると麻疹でタクシーとかツッコミどころがありすぎですが)
時間外だったのか他に患者はいなかった気がします。
その時顔が赤く腫れ、いわゆる麻疹っていうような発疹ではなかったのが診断を遅らせたのだと思います。
ただ、先生が付き添いの私の母に『お母さん、麻疹の予防接種はしてますか』と聞いたのは覚えています。それに対して『多分してると思います』と答えると『多分じゃ困るんです。母子手帳で確認してください』って言われたんですよね。
帰宅後母は母子手帳を探し出し確認したところ接種済みになっていました。
それで、じゃあ麻疹じゃないだろうってことになったのですがどうにも診断がつきませんでした。
もう時系列が曖昧なのですが、もう一度小児科に行ったのですよね。そこで奥様でもある看護師さんが先生に割と強い口調ではしかの検査をした方がいいと言ってくださいました。
そのころが症状はピークだったようで少しずつ良くなってきた1−2日後に小児科の先生から電話がかかってきて、麻疹の抗体が二つあって古いものとごく最近のものがあったのでやはりはしかだったようだと言われました。
(個人の医院なので血液検査の結果はすぐに出なかった)
それで、子供の方ですが同じ日に発熱しているのでおそらく同じ日に同じところで麻疹に感染したのだろう、でも子供は1歳になってすぐに予防接種を打っていたので軽く発熱する程度で済んだのだろうという結論になりました。
その後夫も母も全く感染することなく、(おそらく免疫があったのでしょうが)はしか騒動は終わったのでした。
私が寝込んでいるとき、近所の友達がドアノブに食料の差し入れをしてくれたのがとてもありがたかったのを覚えています。
何年かしてはしかが流行った時、テレビではしかが治った後10年後くらいに重い後遺症が出ることがあるというのを知りゾッとしました。
幸い息子は24になったのでおそらく大丈夫なのだろうと思っています。
今は麻疹の予防接種は2回が推奨されているようですが、息子の時は1回接種だったのです。それで経過措置っていうのか、一回しか打っていない世代は2回目を打てるようですが(有料?)息子の場合かかったと思うので免疫は十分ついているのかなと思っています。
実際のところ息子は抗体検査をしたわけではないので確証はないのですけど。
私は乳幼児期に1回接種で30過ぎてはしかに感染したことになります。やはり一回では免疫が切れてしまうのでしょうか?
コロナ騒ぎで乳幼児の予防接種が予定通りに進んでいないというニュースも耳にしました。本当に心配です。