日曜日にヤビツ峠の先のミツマタをみに行ってきたのですが、以前写真を撮ったところが私有地につき立ち入り禁止の張り紙が出ていました。道路からも撮れるのですがまあこれは車を停めて写真を撮るなということだよねと解釈しました。
そこよりもだいぶ先、道路が広くなっている急カーブのところにも群生しているのですが電柱と電線がね・・・
と、不完全燃焼のまま帰宅したのですがなんとかもう一度行きたい!
でもヤビツ峠へ自分で運転していくのは無理(一部道路が狭くすれ違いできないのにバスが運行している)。
そうだ、蓑毛のミツマタだ!
蓑毛ならバスの本数も1時間に1、2本はあるしミツマタ群生地までは歩いていけるのです。(蓑毛はヤビツ峠へ向かう手前です。蓑毛から先ヤビツ峠まで行くバスは朝夕の2便だったはずです。朝は臨時便が出ているので秦野駅まで行ったはいいけどバスに乗れないということはないはずです。)
日曜の夜思い立って時間を調べ早速行ってきました。
明日から天気崩れるしこういうのは勢いが大事、植物は咲いてるときに行かなければ意味がないから。
なんとなく予想はしていたものの、秦野駅を降りてバス停に行くとすでに長蛇の列。ヤビツ峠行きのバスに乗る人で溢れていました。平日なのに・・・
蓑毛はヤビツ峠の手前、この列に並んで乗らなきゃいけないのか?と思ったものの私の乗りたいバスは蓑毛行きのバス、列を整理していた人に聞くとこの列に並ぶ必要はないとのこと。(ホッ)
蓑毛行きのバスはガラガラでゆっくり座って行けました。
蓑毛バス停に9時ごろ到着しトイレに寄って出発です。道はわかっていたので蓑毛マス釣り場の方へ向かって登り始めます。
それにしてもヤビツ行きのバスはぎゅうぎゅうだったのに蓑毛から登る人は数人で途中クマ注意の看板まであって心細くなりました。
バス停からミツマタの群生地までは1100mくらいです。その間舗装されてはいるけれど狭い道をダラダラと登ります。誰にも会わなくて気弱になっているタイミングで湧水ポイントに到着、ふと見上げるとミツマタが群生していました。
さっきまで心細かったのは何処へやら、人の目もないので撮り放題でした。
誰かと一緒も楽しいけど自分の好きなペースで動けるのは楽です。
ほのかな香りもいい感じ。
この先に髭僧の滝というのがあるらしいので行ってみることに。
ここからは登山道らしくなっています。人ひとりがやっとの登山道を登ります。途中心細くなって(また?)引き返そうと思っては進むこと15分くらいで金目ダムというところに到着しました。心ぼそさからスマホで検索すると金目ダムまで来ればあと一息と書いてあったので頑張ることに。
なんとなーく撮ったらこんな感じに。滝自体は普通の滝ですね。
でもベンチに座って足元を見てみると小さなお花が咲いていました。
同じ花だと思っていたのですが、帰宅して調べるとユリワサビとトウゴクサバノオという花のようです。小さくって写真を撮るのに一苦労。
行く前に見たいと思っていたのはハナネコノメ。それは見当たらなかったのですがどうやらこの滝の近くにも咲いていたようです。うーん、もっと真剣に探せばよかった!
今回はミツマタが目的だったのですが野鳥の声を聞くとそっちが気になりました。
髭僧の滝で時計を見ると10時近く、帰りのバスは10時58分か11時48分。ゆっくり写真を撮りながら帰りたいので11時48分を目指して戻ることにしました。
帰りは何組かの登山者とすれ違いました。バスが来るタイミングで登山者も登ってくるようです。ヤビツ峠や大山などに抜けられる道なのです。
一応登山靴は履いていたものの散歩感覚で来てしまったらほぼプチ登山となってしまいました。ミツマタまでは散歩感覚でOKですがその先はほぼ登山でした・・
ハナネコノメを見つけることができなかったので近いうちにもう一度チャレンジしてみたいと思った半日でした。
(夫が休みの日に車でさっと送ってくれるといいのにな〜。)